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ギルバート・グレイプ;WHAT'S EATING GILBERT GRAPE [DVD]

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ユーズド:¥ 8,990より »
販売元:角川エンタテインメント
カテゴリ:DVD
JAN:4988126202897
Amazon.co.jp 売上ランキング:DVDで14104位
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エディターレビュー
   身動きできないほど太ってしまった過食症の母、18歳で知的障害をもつ弟アーニーと、2人の姉妹。田舎町アイオワ州エンドゥーラで、亡き父の代わりに一家を支え、希望や夢を抱く暇さえない日々を過ごすギルバート。だが、自由で快活な旅人ベッキーとの出会いが、彼の心に少しずつ変化もたらした。
   大切な絆だが、ときに束縛にもなる「家族愛」を切り口に、ギルバートの青春の一片をみずみずしく描いた感動作である。
 『ショコラ』『サイダーハウス・ルール』などの癒し系作品で有名な、スウェーデン出身のラッセ・ハルストレム監督。彼のハリウッド進出第1作目だ。
   出演する映画を選ぶことで有名なジョニー・デップが、このオファーには即OKしたというエピソードを残すほど魅力的なストーリー。また、当時若干19歳にして成熟した演技を見せるディカプリオは、本作でアカデミー助演男優賞にノミネートされた。ほか、『ナチュラル・ボーン・キラーズ』のジュリエット・ルイスら、若手豪華キャストらの名演技も見事だ。見どころ満載の逸品である。(タカハシミホ)
レビュー
他者の人生を背負う事はできない Date:2009-12-12
おすすめ度
 と、いきなりキツイ(そう思えてしまったらすみせん)レビューのタイトルですが、閉鎖的な町で、障害者の弟(レオナルド・ディカプリオ)の世話に明け暮れる主人公のギルバートをまだ若かった頃のジョニー・デップが好演しています。ディカプリオの演技は巧いですが、当時の彼の年齢を考えると、これは天才子役の演技に近いのでは?と思ってしまいました。芝居とはチームワークである事を教えてくれる映画でもあります。

 退屈な町で働いて障害者の弟のために、自分を犠牲にしているようにみえるギルバートですが、それは、家をさっさと離れて自立してしまった兄(写真だけの出演)への意地があるように感じました。アーニー(ディカプリオ)よりも、弟から離れて自立しなくてはならないのはギルバートだと思いました。たぶん、よその町へ行ってもうまくやっていけるかどうかわからない不安感が強いのだと思います。

 届け先での人妻との浮気や、ナチュラルな魅力をもっているベッキー(ジュリエット・ルイス)に対しても、ギルバートは受身なのは、やはり、将来に希望を見出せないからではないでしょうか?たとえ弟にハンデがあろうとも、自分の人生を犠牲にして生きていくのはとても大変で酷ことです。ギルバートには姉や妹がいるのですから、自立するのは難しいことではないのです。ありていに言ってしまえばギルバートはブラコンなのだと思いました。

 余談この映画の撮影中はジョニー自身がとても辛い時期だったので、撮影中も監督に支えてもらって、後年「ショコラ」に出演を決めたのも、この時親身になってくれたことに感謝してのことだったそうです。ちなみにディカプリオの特集Vでは、「お兄ちゃんは元気だからとレオに伝えて」とジョニーのコメントがありました(可愛い/笑)
 
人生ベストムービー Date:2009-10-31
おすすめ度
今でこそ豪華キャスティングに映るが、ディカプリオは無名だったし、ギルバートがジョニーデップだったなんて後でクレジットを見て気づいた程度。知的障害の弟や過食症の母という設定にとらわれすぎたり、何かを期待してしまうとこの映画はきっとつまらなく映るでしょう。それらはあくまで映画として成り立たせるためのスパイスでしかありません。もっと普遍的かつ根本的で、それゆえに平凡な作品です。そしてなにより映像が美しい。 そんな家族にとっての何気ない日常を描いてるだけなのに、何故かついついまた観てしまう。地元の食料品店に勤める主人公が、新しくできたスーパーで買い物をするだけのシーンですら、ハイライトの一つになってしまう。こんな小さなレベルのハプニングの積み重ねが、最終的には観た人に深い印象を与えくれます。 ラストでの主人公の決断も、映画のラストのためのシナリオとしてでなく、他のシーン同様、あくまでこの家族に起こる出来事の1ページとして淡々と描かれてます。ラブストーリーの側面も普通ならベタで「どうせひっつくんやろ」的なひねくれた見方をしてしまいがちなんですが、スッと入って来ます。 とはいえ、ありきたりなヒューマンドラマに成り下がらないのは俳優の力が大きいと思います。ジョニーデップとジュリエットルイスを筆頭にどの俳優もとても自然体で、他のキャスティングではここまでの作品にはならなかったと思わせるほどの存在感です。ディカプリオの演技は何度観ても感心してしまいます。
失敗した Date:2009-07-29
おすすめ度
いろいろな映画を見ていない頃に見れば良かった。

冷静に見たら脚本の作りが甘すぎる。だって、展開が読めすぎるから。役者の演技は申し分ないけど、つまらない脚本のせいでB級化。
昔っからの思い入れがなきゃ高得点はつけれない。昔見れば最高な作品だったかもしれないけど。ただ、色あせてしまう映画はそこまでいい映画ではないと思う。
好演! Date:2009-01-21
おすすめ度
サイダーハウス・ルールで知ったラッセ・ハルストレム監督作品。
本作「ギルバート・グレイプ」、原題は「What's Eating Gilbert Grape」―
「ギルバート君の憂鬱」といったところだが、Eatはママからとったモチーフでもある。
注意欠陥・多動性障害の弟、
夫の自殺後、過食症の引きこもりになってしまった意志薄弱の母親と、
まぁギルバート君の悩みは尽きない―
のだが、そこは長男(そして主人公)、
適度にガスを抜きながら実に頼りがいがある。
家族愛とか正面切って描かれると興ざめもはなはだしいが、家族同士の微妙な距離やエゴが自然で、ベタつきが無い。素直にギルバートやアーニーの成長を見ていられるのだ。
(あぁ、でもやっぱり若干引いてるな。)

障害者=イノセント、という安直なイメージであれば正直なところ辟易とするところ、(ラベリングでありやっぱり押し付けだと思う)、レオ君は憎憎しくもかわいい息子を好演していたと思う。本当に微妙なバランスだったと思うのだが。
ジョニー・デップの抑制の効いた表情もよかった。
ちょっと演出過多もあるけれども、
全体としては抑制されたSensitiveな映画。
洗練ということで言ったらやっぱりサイダーハウス・ルールに軍配。
でも『欲望という名の電車』とともに「我慢できなくなる」映画ベスト3にランクインだ。
あのシーンはどうしたって胸を打つ。

ラストでタイトルの意味が綺麗に反転する。
Is Anything eating Gilbert Grape any more?

しかしまぁこの監督、
どこを撮らせても風景が綺麗だ。
優しさ。 Date:2008-07-10
おすすめ度
この映画の主人公はどうしようもない閉塞感の中で生きている。
誰かが悪いのかもしれないし、誰かがスイッチを入れるのが間違った時が
あったのかもしれない、しかし、今となっては誰もがどうしようもない
苦しさのなかで生きている。
そして彼はその苦しさのなかで自分を幸せをあきらめ、
家族のために犠牲になることを選んだのだった。しかし、
ある日妖精のような女の子が彼を救ってくれるのだ。

ジョニー・デップの演技がすばらしい。
(妹の恋人のジョニーもいいけどね)
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