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ハウルの動く城 [DVD]

脚本 宮崎駿 , 原著 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
定価:¥ 4,935
マーケットプレイス価格:¥ 3,200 (税込)

販売元:ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
カテゴリ:DVD
JAN:4959241980762
Amazon.co.jp 売上ランキング:DVDで1155位
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エディターレビュー
   国内はもちろん海外でも高い評価を受けた『千と千尋の神隠し』から3年を経て、宮崎駿監督が発表した長編アニメーション(2004年公開)。魔女の呪いで90歳の老婆に変えられてしまった少女ソフィーと、人々に恐れられているが実は臆病者の美青年魔法使いハウルが、王国の争いに巻き込まれながら心を通わせていく。ダイアナ・ウィン・ジョーンズの「魔法使いハウルと火の悪魔」を原作としたファンタジーだ。
   ハウルの城がもやの中にその姿を現すファースト・シーンだけで観客を別世界に引き込む手腕からして、やはり圧倒的。エピソードの因果関係などが若干わかりにくいきらいはあるものの、晴れた日の海の輝き、静謐に佇む湖が与える安らぎ、日常の中に訪れる平和な時間といった、何気ない一瞬の素晴らしさに心を奪われずにおれない。「千と千尋〜」同様に、大筋と言うよりは細部にこそ味がある作品と言えそうだ。(安川正吾)
レビュー
素晴らしい Date:2010-01-28
おすすめ度
小学生のときに初めてナウシカを見て、衝撃を受けました。
そのときと同じような感覚があります。素晴らしい。

映像も音楽も極上です。
が、ストーリーもキャラクターも含蓄があり、
複数回の視聴に十分耐える作品です。

劇場で見なかったのを後悔しました。
かつて、劇場で見て失望した「もののけ姫」も、もう一度見直そう。
やはり、宮崎氏は別格です。


美輪さん、はまりすぎ(^^;

考えることのススメ Date:2010-01-16
おすすめ度
ハウルの動く城は宮崎作品の中でも最も脚本が練られている作品の一つであるが、レビューを書いている人の多く(全員では勿論ない)が思考を放棄して宮崎駿が言っても無いことを誤読して批判したり、「わかりにくい」の一言で切り捨てているのを見ると悲しくなってくる…心ある作品が評価されないのは本当に寂しいし、こんな観客ばかりでは若い作り手もこれからますます手を抜くことになるだろう。

簡単な所では、帽子一つとっても色々な事がわかる。ソフィーが何故帽子屋か考えたことはあるだろうか(原作が帽子屋という理由だけじゃない)。ソフィーが帽子屋である必然性、ゴム人間も帽子を被っている理由(何故周りの人には普通の人のように見えるか)、ハウルの「その帽子被るの?折角服を綺麗にしたのに…」という台詞、荒れ地の魔女の言う「安っぽい帽子」の意味、ここに共通して見える作中での帽子の比喩は?

また呪いだが、何故荒れ地の魔女は呪いをかけることができるが解けないのか、寝ている時に解ける時と解けない時があるのは何故か、何故「あなたを愛してる」とい言ったソフィーは若いが「もう遅い」と言われた途端に老いるのか。単にソフィーの心持ちなら寝てる間にいつも解ける筈。そもそも呪いとは何の比喩か?
そして家、城とは?作中で引っ越しをした時に最初の動く城の本体がソフィーの元帽子家に移動したことに気づかず、何故ソフィーが一度城を破壊するのかわからんと言っているような人達は放っておくとして(もう本体がないのだから前に動いていた城は既にハリボテなのです…)、城が何を意味するか?何故城は汚いのか。そもそも何故「動く」必要があるのか?黒い扉の意味は?

そしてこの話の本質的疑問。火、光とは?心とは?火薬の火は礼儀がない。ソフィーの髪の毛、星の光に染まってるね。何故サリマンは悪魔なしで強い魔法が使えるのか。そもそも悪魔とは何ぞや?何故カルシファーに水をかけるとハウルまで死ぬのか(別に心臓だけ動いてたっていいじゃないか、とは考えませんか)。
何故みんなこうした設定や台詞の意味を考えようと思わない?まさかここで言う「心」が霊魂や優しさみたいな物だとは読めないはず。何故なら心臓がない内からハウルは優しいし、魂だってあるのだから。じゃあ…という所を考えて見て欲しい。心を自分に返すとはどういう意味か。

以上に提示した問題に対して、私は自分なりの答えと論拠を持っている。そして宮崎駿は間違いなくそれ以上に考えて作っている。本当に私が切に願うのは、小説でもアニメでもドラマでも、物事の上辺だけぼーっと見るのではなくちょっとずつでも良いから、考えながら見て欲しいということ。考えないのは個人の自由だが、皆が皆思考を放棄したら、真摯に作品を作っている人達がいずれ日本から逃げ出してしまう…この作品から反戦とか愛の力とかいうテーマしか読み取れない内は。
好きです Date:2009-12-10
おすすめ度
最初映画で見た時は駄作?と思いました。戦争が始まった経緯がよくわからないし、登場人物のそれぞれの過去とかも語られないし、ソフィがいきなり城に入ってきてあんまり受け入れられてない感じだったのにいきなりみんなに頼りにされてる存在になったり、途中の説明場面を無理矢理省略した感が全体的にあり、もうちょっとなんとかなっただろうと思いました。

でも不思議と無性にまた見たくなる作品です。ストーリーよりも、登場人物のまっすぐな感情や成長を表現したかった作品なのかなと。ハウルを助けたい!とか、戦争を止めたい!とか、心臓が欲しい!とか、みんな自分の感情に正直に全力で生きています。それって当たり前のことのようで、いつの間にか忘れてることなのかなと思います。

そういう様子を見て、どういう感情であってもその感情に正直にあるべきだなーと思えて、元気になれる作品です。
前提が見えなく、年寄りには理解が難しいが、結局は単純な愛の力 Date:2009-12-05
おすすめ度
ソフィの愛の力が全てを良い方向に向かわせ、周囲にプラスの力を与えていくというシンプルなストーリーと言えるだろう。
現実世界を生きていると、そういうものを感じることはあるが、はっきりとは認識できないものである。
そんなんことを大人にも考えさせてくれる良い作品だと思った。
オレのものはオレのもの。 Date:2009-11-22
おすすめ度
宮崎氏の「自分の作品は自分一人だけのものだ」という考えがよくわかる作品。

ソフィの声は声優の年齢とキャラの年齢が離れすぎており、まったく合っていないが、宮崎氏だけが満足していればよいのだろう。
キャラクターに命を与える声が、あの有様。
宮崎氏の「人間を描く」という精神とまったく真逆の、キャラクターを生かすことができない声優の起用、いったい誰が得をしているのかと思うが、これは宮崎氏のみだ。どうしても倍賞さんにやってもらいたかったのだろう。観ている方としては倍賞さんの努力は買うが、失笑するしかない。

ストーリーの難解さ(説明不足)は、「魔女の宅急便」でジジがラストでしゃべらないことと通じるものがある。
要するに、自分で考えて、感じろということだろう。

単に物理的な情報の不足で「わからない」という観客を、「考えようとしない人にはわかりません。考えるんです。現代の人たちには考える力がない。」とでも言って切り捨てるんだろう。

一人で勝手にやっててください、といった感想。

久石氏の音楽のすばらしさには胸を打たれた。

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