サイダーハウス・ルール [DVD]
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レビュー
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決められるルール。決められないルール。 Date:2010-01-21 おすすめ度 ![]() 人生をどう歩んで行くか。 人生の歩み方。 たくさんある。 当たり前だけど。 選べることもあれば、選べないこともある。 愛されることもあれば、愛されないこともある。 悲しいこともあれば、楽しいこともある。 決められることもあれば、決められないこともある。 自分が歩んで行く人生。 そこにおけるルール。 それは誰かが決めるべきものではなく、そこにいる自分が決めるもの。 そしてそれとは別のことだけど、でも別でないもの。 誰かのことが大事で、好きで、大切にしたいという気持ち。 人生は悲しみだけでなく、いや、悲しみだらけのこともあるけど、でもやっぱり悲しみだけではないんじゃないの?って思わせてくれる映画。 たとえ悲しくても、悲しくなくても、自分の人生のルールは自分で決めた方がいいんだ、って。 悲しいことがない人生なんてないわけだから、悲しみを入れられるポケットをいつでも一個くらいはあけといた方がいいんじゃないのかなあ、って思いました。 そんなに一杯はいらないけど、一個くらいは悲しみを入れといてもいいのかなあ、って。 そんで悲しい人がやってきたら、そのポケットから悲しみじゃなく、チューインガムを出してあげればいいか、って。 そんなことを思った映画でした。 |
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生きて行くルール Date:2009-11-08 おすすめ度 ![]() 主人公の役者さんは、一瞬遠くを見ている様な目付きをし、それでいて着実に生き方 を学んでいく、不思議な存在感を感じました。 理不尽な現実世界と運命、実の親子以上の父と子との物語、心にしみる美しい音楽と 共に奏でられ、時間を忘れながら見ました。 心を動かされる映画が少なくなる最近では、本物と言える映画でした。 |
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清濁併せ呑む Date:2009-10-02 おすすめ度 ![]() 「清濁併せ呑む」っていうのはこういうことか! と思った作品。 重たい暗い題材を扱っているのですが、それを感じさせない優しくてあたたかい物語です。 まだ若いドビー・マグワイアの瑞々しさ、シャーリーズ・セロンの完璧な美しさ、孤児院やリンゴ園の自然、心に沁みる音楽、どこをとっても素晴らしい。 倫理に反することはたくさん出てくるけども、誰一人として悪人がでてこないし、正論だけでは裁けない個々の深い思いもある。 そのひとつひとつが丁寧に描かれていて、何度観ても泣けてきます。 内容とは直接関係ないのですが、中盤ちらっと出てくるシャーリーズ・セロンのヌード(後姿)は必見。 後光が差してるんじゃないかってくらいの神々しさ。美しすぎです。 |
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おのれたちのルールはおのれたちで作るのだ。 Date:2009-05-28 おすすめ度 ![]() 時は1944年頃か、アメリカのある土地に産婦人科医院ができた。堕胎も(非合法に)するが、望まれずに産まれてくる子供のお産の場所でもあった。望まれぬ子どもの孤児院にいつしかなっていた。望まれぬ子どもは孤児として育てられた。その施設の初代院長は勿論産婦人科医師であった。同時に孤児たちの父親でもあった。孤児たちは裕福な家にもらわれていくことを望んでいた。誰にも貰い手が無い子どももいた。院長はその子を独特の才能があると判断しわが子、あるいは芸術品として育てた。彼の医学的知識技術も与えた。施設の後継者になってっくれることを院長は願った。しかし、若者は旅立っていく。海の見える土地に。リンゴ園で働く。リンゴ園ではリンゴ酒を季節労務者たちが作っていた。彼らの住居とする小屋には、白人が書いたルールが張られたいた。 ボスは言う。「これはココに住んだ者が作った規則ではない。だから、はがしてくれ」「ココの規則はわしらが作る」サイダーハウス・ルールとは、リンゴ酒を作る労務者の仮住居の規則という意味であり、同時にそのルールは仮住居の住民たちが自らの掟として作っていくことを意味し、外からの規則を排除するという戦いの姿勢を意味している。だから自らの掟を破った者は、殉死もする。自分の娘を犯し妊娠させたボスは自殺する。ボスはこのルールを守ったのだ。 「自らのルールは自らで作る。作ったルールは命を懸けて守る。」自治の精神そのものである。主人公の青年はこのサイダーハウスで約1カ年すごし、恋をし、ボスの娘の堕胎手術をし、再び彼を待っている孤児院に戻るのである。「仕事はなにか」を問うたびは終わったのだ。院長はエーテルを吸いすぎて死んでしまっていた。 |
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物語こそ、すべて。 Date:2009-04-25 おすすめ度 ![]() タイトルの意味は映画を最後までみないとわかりませんが、 その意味を知ったとき、この映画こそ、まさに至極の映画だ、と気付くことでしょう。 内容は一見すれば若者の成長譚ですが、 それだけではない。 マイケル・ケインが言っているように「悲劇でもあり、喜劇でもある」 でも、その根底こそ、「物語」 その物語がしっかりしているから、 私たちも安心して鑑賞することができる。 最近流行の早いカット割りや「泣き」の演出は控えめで(脚本が作家自らだったのがよかったのでしょう)、 人生の大切なことは何であるか、改めてじんわりと感じさせてくれます。 これこそ映画。物語こそ全て。 いい作品です。 |
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