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インファナル・アフェアIII 終極無間 [DVD]

定価:¥ 2,625
マーケットプレイス価格:¥ 1,599 (税込)

販売元:ポニーキャニオン
カテゴリ:DVD
JAN:4988013146440
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レビュー
過酷な運命に翻弄されながらも抗し続けた人々の終極が心に残る物語 Date:2009-12-14
おすすめ度
10年という長い時間で展開された壮絶な三部作の、本作はいよいよ完結編です。一般的にシリーズ物は同じような話が繰り返されて、続編毎につまらなくなるものが多いのですが、その意味で本三部作のように、三作全てが面白く、全てで映画のタイプが異なる物は非常に珍しいと思います。本三部作では、1作目はスパイ映画、2作目はマフィアと警察の対決を描いた群像劇として描かれましたが、最終作である本作は、このシリーズの唯一の生き残りであり、最も罪深い男であるラウが、無間地獄へと落ちていく物語です。
こう書くといかにもアンディ・ラウの映画と思われがちですが、実際にはトニー・レオン演じるヤンの登場時間はラウより遥かに長い。既に死者となっている設定のヤンの登場時間がやや長すぎるようにも思えますが、ヤンが最後の恋に落ちる女性であるリー医師や、後に友情を築く事になる男たちとの運命的な出会いを描く事で、悲惨な死に方をしたヤンに対して本作で少し救いを持たせているように思えました。反面、ヤンの幸福な時間を自分に重ねて運命を変えようとしつつも、最後まで救われる事のないラウが少し気の毒にも思えます。最後の最後まで悪の世界との関係を断ち切らず、おまけに自分の悪事を揉み消すためにさらに多くの人を殺してきた事を考えれば、自業自得ではあるのですが。
ケリー・チャン演じる知的で優しいリー医師や、友達のためにボスに歯向かうキョン、父親らしい温和さを帯びたウォン警視、前作とは一転して人間不信の塊に成り果てたサム、さらには新しく登場するヨンやシェンなど、主役以外の登場人物の描き方も上手い。前作までの頭脳戦が殆どないため、緊迫感は落ちますが、本作もまた、過酷な運命に翻弄されながらも抗し続けた人たちの姿が心に残る、優れた人間ドラマに仕上がっています。
香港でも世界全体で見ても、本三部作は類稀な完成度を持つシリーズ物だと思います。
一作目の裏には男達の秘められた友情があった Date:2008-08-29
おすすめ度
「インファナル・アフェア」三部作の完結編。ヤンが殉職してから数ヶ月が経過した。自分の正体を知る他のスパイを殺害し、善人の道=警察官として生きていくことを決意したラウの前に、エリート警察官・ヨンが現れる。ヨンの怪しい行動を見て、彼もまたスパイなのではないかという疑惑を持ったラウはヨンの監視を始める・・・。

一作目で命を落としたヤン、善人になることを決めたラウ。現在と過去を交互に描きながら、ラストですべてが解明されるシリーズ最終章だ。本作も前二作に匹敵するほどの名作である。

一作目の裏では実がこういうことがあったんだという新事実と共に、ラウの苦悩がしっかりと描かれている。この新事実、確かに後付けっぽいのだが、実はインファナル・アフェアは1と3(の話)を作ることが決まっていたらしい。つまり1を作る時点で、今回の話は考えられていたのだ。たとえば一作目でヤンがギブスをはめていたのは、ちゃんと理由があったということである。

本作で初登場する二人の男。この男達の正体、すごく嬉しいものである。意味がわからない文章だが、見てもらえばわかると思う。ラウだけではなく、死んでしまったヤンも忘れることなくフォローされている作りに、制作者達に敬意を表したい。

本作をシリーズ完結編と言ったが、実はそれは間違い。なんとシリーズ四作目が進行中らしいのだ。一体何を描くのか?期待していたい(心配だが)。

ともかく物語は本作で一応終わる事になる。一作目、ニ作目を見てから本作を見て欲しい。より楽しめるはずだ。
終りというよりはエピローグ(その後) Date:2007-09-06
おすすめ度
どちらかというと
1を見て「その後どうなったの」って気になって仕方のない人向けの映画
少なくとも1を見てないと単体ではまったく面白くない(わからない)かも
まぁ、いきなりこれだけ見る人はいないと思うけど・・・

とりあえず
アンディラウが因果応報で無間地獄にはまっていく様を見つつ(これがメイン)
「実は過去にこんなこともあったんだよ」って登場人物の新たな人物像を楽しむ
おまけに少しだけサスペンスがある
そんな感じの作りです

3も2と同じく1を見たファンの欲求に答える感じの映画で、単体で成り立つような映画ではない
あくまでもメインは1
1が軸にあって、2・3は1の探求用という、ある意味新しい試みの三部作
それゆえに
2・3にも1と同じものだけを要求する人には向かない気がする
極端な話、そういう人は1だけ見てやめる方がいいかもしれませんね

これはあくまでも「その後のアンディラウ」を知りたい人向けの映画です
そもそも1作目に謎がどれほどあったのか? Date:2007-03-20
おすすめ度
香港ノワールものの傑作シリーズの完結編ですが、そもそも第1作目には、
明かされないと納得できないほどの謎があったのか?
ってことなんですよね。

このシリーズにはそこまで引っ張るネタがなかったと思うんですよ。
確かに幾つかのネタにはそうだったんだぁとか思うものの、全般的に補足にすぎない感じです。

ヤンが死んでから第3、第4の男の登場によって無間地獄にはまっていくラウの姿を描くのはわかるものの、時間軸を入り乱れさせて話をややこしくまでして半年前のエピソードに彼等が出てきて、ヤンと絡む必要はなかった気がします。

いや、もっと言うなら、ヤンが出てこない設定で、
アンディ・ラウとレオン・ライの対決にもっとしぼった物語にしていたら、もっと良かったのに、と思います。
ヤンは精神科医の話ぐらいにとどめておいて。

せっかくの傑作シリーズだけに、この終わりには余計星を厳しく。。
自分的には。 Date:2006-10-01
おすすめ度
やっぱり「1」が一番良かったな。
なんか複雑にしようそれっぽく見せようという感じがしてくる。
「1」の続きになるけど、「2(過去)」を見てしまったということで
なんか過去の場面がいちいち出てきすぎなのかなと。
ランとウォンを対照的に描いていたり、結局ランが狂っていたり。。。
なんかめちゃめちゃ感もあり。
おもしろいけど、なんか完璧だったものを、思いっきり崩した感じもするな。
自分的には「1」だけでよかったような気もする。
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