スターゲイト SG1 シーズン5 DVDザ・コンプリートボックス

エディターレビュー

   『スターゲイト SG1』のシーズン5は、ダニエル・ジャクソン博士のいわばつまずきとして記憶に残ることはどうやら間違いなさそうだ。舞台裏のうわさがいろいろ飛んだことで、出演者の間の緊張関係という説がよけいに取りざたされたが、問題が何であれ、シリーズから突然彼が消えるためのシナリオが急遽ひねり出されたのは見え見えだ。今にして思えば、最後から2番目のエピソード「友よ 永遠に」のしばらく前からどうも問題があったようである。マイケル・シャンクスは、ゴアウルドの会議に潜入した場面での珍しい単独シーンでもそうだし、ほかの誰もが死んでほしいと願う怪物と心を通わせるというエピソードにおいてすら、たびたび退屈そうな顔を見せていた。実際、みんなが楽しそうに見えたというのは、パロディ的エピソードの第100話、「過激なワームホール」ただ一回だけである。

   ほとんどの回はその場しのぎであり、番組刷新の時期までかろうじてなんとかやっているといった具合で、それがこの年のストーリーラインにまで影響を及ぼしているのは明白だ。次世代の若いSGチームが紹介されたのもしかり。つまり後釜というわけか? しかし、一番不幸なのは、どのエピソードをとっても単独で成り立つ力がないことだ。すべての回が、宇宙戦争という大きな織物の一部であることに依存しきっている。番外的なものの中にはそれだけでおもしろいものもいくつかあるものの、バックストーリーとの関連はできるだけ持たせなきゃならないとライターは思い込んでいるような感じがする。そうすれば中途半端な終わり方がごまかせるというわけだろうか。とにもかくにも、だいぶたってみないと意味のわからない話ばかりなのである(Paul Tonks, Amazon.com)

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