バッハ:イギリス組曲
演奏 フェルツマン(ウラディーミル)
, 作曲 バッハ
定価:¥ 4,200
レーベル:(株)カメラータ・トウキョウ
カテゴリ:CD
JAN:4990355003077
Amazon.co.jp 売上ランキング:音楽で57096位
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マーケットプレイス価格:¥ 3,692 (税込)
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レビュー
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「イギリス組曲」に、また一つ名盤が誕生 Date:2007-04-28 おすすめ度 ![]() パルティータ&インヴェンション集(99年録音)に続くウラディーミル・フェルツマンのバッハ第2弾である。今回の「イギリス組曲集」の録音は2005年。本当にフェルツマンのバッハは瑞々しい。 イギリス組曲という曲集はバッハのクラヴィーア曲集の中でも内省的な深みの伴う曲だ。だから、全曲を通して録音というのは、なかなか難しいことのようだ。最近ではペライアのものが印象に深い(特に第1番、第3番、第6番が秀逸!)が、このフェルツマン盤は、私にはそれ以来の感銘を受けたイギリス組曲集となった。 フェルツマンの場合、何と言うか、とても自由さを感じる演奏である。気持ちの高ぶりと内面から湧き出す芸術家特有の感性に沿って、感情の赴くままに、楽曲を奏でていく。時にリズムは跳ね、声部は色鮮やかに行き交う。途端に暗い影をにじませたり、ぱっと陽が差し込んだりする。音は特有の粒立ちを持っていて、やや保持時間は短めで、ゆえに瞬間毎の自在性は増し、それを用いてまた発展を得る。そうして描かれる世界は、きわめて「舞曲」としての体裁を適度な起伏を持って整えられ、聴くものの気分に様々な陰影を与えてくれる。 第5番のサラバンドのゆったりした足取りで描かれる高貴さ、そしてジーグにおいてみせる奔放な疾走がこのアルバムの象徴的な場所と感じられた。 イギリス組曲にまた一つ名盤が加わった。 |
