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レールズ&タイズ [DVD]

定価:¥ 3,980
マーケットプレイス価格:¥ 3,635 (税込)

販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
カテゴリ:DVD
JAN:4988135712066
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レビュー
「デイビーはあなたに似ている。」 Date:2009-11-03
おすすめ度
電車の運転士トムの性格や考え方が、
妻で末期ガンのメーガン,
トムが運転する電車と衝突した自動車に同乗していた少年デイビー
との関係によって、変化していく様を描いた物語。

人間の性格は、育った環境に左右されるが、それが全てではなく、
大人になった後でも若干の修正がきくことを教えてくれる。

ただし、自分自身で変化させるのは中々難しく、外部の力が要る。
それは、自分の子供時代を頭の中でやり直すことではないだろうか?。
トムにとってデイビーは自分の子供時代の分身になったのではないだろうか?。

メーガンの強い要望で止むを得ずデイビーの世話をすることになるトムが、
結果として、自分自身の子供時代に帰り、
新たな体験を嫌な体験の上に上書きしていく作業に思える。

そして白黒はっきりさせなくてはすまない杓子定規な性格が、
徐々に柔軟になっていくのではないだろうか?。

メーガンがトムに言うセリフがそれを表していると感じた。
「デイビーはあなたに似ている。」
さりげなさを、じっくりと味わえる映画でした。 Date:2009-04-05
おすすめ度
末期ガンの奥さんが、こんな感じのことを言うの。
「死ぬのは怖くないの。悔いなく生きれたかしら・・」

ケヴィン・ベーコン、マーシャ・ゲイ・ハーデンと、
毎日の暮らしの中で、すれちがった夫婦がリアル。

登場人物の対比も絶妙だ。人生に絶望して自殺する女。
もっと生きていたいのに死ななければならない女。

子供を持てなかった夫婦、親を亡くした少年と、
みんな心の片隅に後悔を隠しながら生きているの。

児童福祉局の人が、行方不明の少年の居場所を知って
いるのに、彼の幸せな姿を見て黙っているのも良かった。

さりげなさを、じっくりと味わえる映画でした。
静かな感動の残る人間ドラマでオススメです!
生と死を映し出し、新しい家族の誕生を描く Date:2009-03-30
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 末期癌の妻ミーガン(マーシャ・ゲイ・ハーデン)とその夫トム(ケヴィン・ベーコン)。鉄道機関士のトムが、線路内に入ってきたある母と子供が乗った車を轢いてしまうシーンから物語は始まる。

 物語は複雑で、助かった少年ディヴィをトムとミーガンが児童養護施設から隠れながら世話をする展開に。最初は母を轢いたトムを許せないディヴィだったがトムの話を聞いていくうち母の自殺を受け入れていく。子供のいなかったトムとミーガンの間にも、少年の世話をするうち、子供を持てた実感と愛が芽生え、二人の関係も発展をみせる。違法に少年をかくまっていることが、ばれるかばれないかというサスペンス風な色合いも見せながら、温かい不思議な家族の愛が描かれる。

 クリント・イーストウッドの監督作品はわかりやすい映画展開が印象的で、物語を追っていきやすいというのが僕自身の感想。今作はその娘アリソン・イーストウッドの初監督作。父親同様、非常に親切で物語が理解しやすく、不思議な人間関係を描いた作品だけれどすんなり頭に入ってきました。生と死を映しながら、新しい家族の誕生を描いたこの作品は、とても心温まるストーリーでした。
心に傷を負った者同士が寄り添い慈しみあい Date:2009-03-18
おすすめ度
偶然とはいえ心に傷を負った者同士だからこそ寄り添い慈しみあえるんだろうね。

鉄道技師で乳癌末期の妻を抱えるトム・スターク。
乳房切除等 二度の手術を乗り越えながらも
骨髄に転移し末期癌を宣告され余命幾許もない
その妻メーガン・スターク。
ある日、トムの運転する列車が少年と(自殺を決意していた)
彼の母親を乗せた車を轢いてしまう(少年は間一髪脱出)。
事故の原因を究明する鉄道査問委員会を控え自宅謹慎を
余儀なくさせられるトム。不治の病&鉄道事故という
二重の苦しみの中で夫婦の深い絆も今や崩壊寸前に
あった。
 一方、列車事故で孤児となった少年デイビー・ダナーは
児童福祉局から紹介された里親宅を抜け出し
母親を轢いた(列車を止めなかった)鉄道技師トム
を逆恨みして彼を探し出そうとする。

しかし、スターク夫妻の温かな人間味と事故原因の真の理由を
理解し事故の加害者と被害者の関係が一転、
真の親子以上の関係へと徐々に変化していく。
また崩壊寸前にあったスターク夫妻にとっても少年の存在が
夫婦の絆を再構築するための架け橋となっていった。

「事故の加害者と被害者の関係」「末期癌患者とその家族の心の苦しみ」
「親子の絆」「里親問題」等個別の隠されたテーマが複合した感じですが、
「偶然とはいえ心に傷を負った者同士だからこそ寄り添い慈しみあえる」
というニュアンスを主に感じ取りました。主役の三人は当然の事、
個々の脇役のさり気ない温かみのある演技も重なり、地味な作風ながらも
人間の生と死という根源的問題を深く考えさせれた秀作だと思います。
「愛と追憶の日々(1983)」「ラスト・ベスト・イヤー(1990)」
「ファミリー(1983)」「晩秋(1989)」とともに同ジャンルのヒューマンドラマの
傑作として殿堂入りですね。
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