漆(うるし)の実のみのる国下

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文藝春秋
ページ:315頁
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エディターレビュー
天よ、いつまでわれらをくるしめるつもりですか。改革はままならない。上杉鷹山の孤独と哀しみを明澄な筆でえがきだす下巻。時代は商人の世に移りつつあり、参勤交代などの費用(かかり)は財政を容赦なく圧迫する。けれど漆は生長し、熟しはじめていた。その実は触れあって枝先でからからと音をたてるだろう。秋の野はその音でみたされるだろう──。物語は、いよいよふかく静かな響きをたたえはじめる。忘れがたい読後感を残すこの作品は、藤沢周平の絶筆である。
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