折られた花: 日本軍「慰安婦」とされたオランダ人女性たちの声

翻訳 村岡崇光
価格: (税込)
新教出版社
ページ:112頁
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エディターレビュー
一本の色あでやかな花が
つぼみを開こうとしていた
その心を陽の光のほうに向けて
生きるために
生きたかったのだ......
でも、花は血のように赤い太陽に折られてしまった
永久に折られてしまった。
(本書「第1章 エルナの人生」より)

第二次世界大戦中、日本軍により強制的に「従軍慰安婦」とされたオランダ人女性たちがいた。その凄惨な体験は彼女たちのその後の人生に深い傷あとを残した。こうして恥辱と沈黙の半世紀が過ぎたが、ついに彼女たちは語りはじめる――
すべての日本人に聴いてほしい、折られた花々の声。

【目次より】
日本の読者のみなさんへ
はじめに
第1章 エルナの人生
第2章 日本軍強制売春
第3章 マルタの人生
第4章 リアの人生
第5章 リアの行方不明の子を探す
第6章 エレン、ベッツィ、ティネケ
第7章 ルイーズ......とアンナのこと
第8章 抑留所の外で捕えられた女性たち
第9章 バタビア臨時軍法会議
第10章 日本軍強制売春の被害者に対する国際的支援
第11章 ノールチェの人生
第12章 PICNの働きを振り返って
おわりに――両親と私自身のこと

【著 者】
マルゲリート・ハーマー(Marguerite Hamer-Monod de Froideville)
1941年、旧オランダ領東インド(現インドネシア)スラバヤ生まれ。第二次世界大戦後オランダに引き揚げる。ロッテルダムのリセウム卒業後、ライデン大学でオランダ法を専攻、アムステルダムの自由大学法学部でも刑法、犯罪学、児童法を学び、1972年卒業。オランダ対日道義補償財団職員ならびにオランダ事業実施委員会代表などを歴任。
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