ドン欲の坑道: 山下財宝と太平洋戦争の闇へ――

編集 ウザワ・K
エディターレビュー
フィリピン共和国の第6代大統領にして独裁者、フェルディナンド・マルコス。彼とイメルダ夫人が誇った莫大な財産は、いかにして築き上げられたのか?
他方、太平洋戦争緒戦の英雄となった山下奉文(ともゆき)陸軍中将(のち大将)。フィリピンでは、彼の名を冠した“財宝話”がまことしやかに囁かれている。日本軍によって隠された財宝は、本当に存在するのだろうか?

二人のドンを結ぶ暗い坑道。そして血なまぐさい暴露話の数々…。
アルバート・ウマリの著作『マルコス・ゴールドを追って』を主な導き手としつつ、作家・笹倉明が「山下財宝とマルコス蓄財の謎」に迫る――。

◇◇◇
本書は、月刊『正論』(産経新聞社、1997年8月号~1998年7月号)に連載され、その後『最後の真実 「山下財宝」その闇の奥へ』(KSS出版=株式会社ケイエスエス、1998年)として発行された単行本の内容とほぼ同じものである。

単行本からの電子書籍化に際して、著者による文面変更や編集者による校正等が行われた。また、単行本の口絵については「フシュガミの地図」を除いて割愛し、新たにルソン島のカラー地図を追加している。

◆目次◆
●口絵地図
●序章
 一 マルコスに呼ばれた男
 二 叛逆者の一冊
●第一章
 一 ある老盲人の証言
 二 ストーンヒル・スキャンダルの謎
●第二章
 一 あれを見ろよ、ロジャー
 二 一九九五年二月――プラチナ騒動の怪
●第三章
 一 ドン・キホーテの辛苦
 二 巨大なマンゴーの樹の下で
 三 事件への序曲Ⅰ――旧日本軍人の訪問者
●第四章
 一 事件への序曲Ⅱ――旧日本軍人の証言
 二 ある疑問
 三“黄金の富”を求めて
●第五章
 一 蛇と頭蓋
 二 空から金が降ってきた
 三 九七年十月――マルコス・ゴールド 暴露と男の帰還
 四 金の秘密の匂い
●第六章
 一 ブッダ現れる
 二 恋愛スキャンダルとマルコス
●第七章
 一 黄金の仏像――不吉な足音
 二 ブッダ奪わる
 三「命じたのはマルコスだ」
●第八章
 一 バハラナの地、黄金の喜劇
 二 ブッダはすり替えられた
 三 七一年八月――野党集会の炸裂
 四 戒厳令への道
●第九章
 一 戒厳令下のふたり
 二 ブッダ贋作の証言
 三 不可解な海軍、ふたたび
●第十章
 一 地の果て、インファンタ
 二 さらなる伝説の地
 三 サンタクルス・ビジネス
●第十一章
 一 英国のこだわり
 二 アメリカ退役軍人とギンさん
 三 財宝裁判とロジャーの運命
●電子書籍版あとがき(二〇一四年)


※更新情報
2014/11/23 Ver1-0

※本電子書籍は、著作権者笹倉明との電子出版契約に基づき、ヤブ式怪社ヘンテコ・インターナショナルが刊行するコンテンツです。
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