ソーシャル物理学:「良いアイデアはいかに広がるか」の新しい科学

翻訳 小林 啓倫 , その他 矢野 和男
価格: (税込)
草思社
ページ:372頁
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エディターレビュー
組織の“集合知"は「つながり」しだいで増幅し、生産性も上がる。
集団を賢くする方法が、ビッグデータで明らかに!

のべ数百万時間におよぶ社会実験のビッグデータから、「人間の集団」がもつ普遍的性質を解明。社会科学と人間理解に革命を起こす画期的研究を、第一人者が綴る。

【内容より】
◎従来とはケタ違いのデータ量で社会科学に革命を起こす
◎人間集団の意思決定は、ミツバチのそれと似ている
◎自分の知り合い同士もやはり知り合いである組織は強い
◎会議で誰もが平等に話すと、生産性・創造性は高くなる
◎バブルやパニックを引き起こす「エコーチャンバー」
◎市場原理でなく「集団の力」を使うインセンティブ

センサなどによる詳細な観測で得た人間行動のビッグデータにより、人間は他者から、単純な法則に則ったかたちで影響を受けていることが明らかになった。たとえば、ある新しい習慣を身につけるかどうかの確率は、その習慣を既に持っている人物との接触の量や、その人との社会的絆の強さから見積もれるのである。

この知見をもとに、集団や社会に影響が広がるようすを示すモデルを構築、実際の観測データを組み込むことにより、集団の振る舞いや、集団全体の生産性・創造性に関しても、驚くべき正確さで予測することが可能になった。

さらに、著者はその予測をもとに、組織を改善したり、または一から構築したりするために、社会に介入する方法も開発、実際に現場で適用し多くの成功を収めている。著者らのモデルは、数十万人を擁する都市のスケールへも拡張可能で、都市の生産性や創造性の改善にも役立てることが可能だ。

画期的な成果を次々生んでいるこの「社会(ソーシャル)物理学」は、社会科学に革命を起こし、企業などの組織運営に大きな改善をもたらすだけでなく、都市計画や社会制度設計などにも大きなインパクトを与えるもの。その最新の成果を、研究者自らが綴る。
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