虫食いの家(うち) (Kindle Single)

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ページ:51頁
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エディターレビュー
文才にも恵まれた女優が、家族観を中心に自身の半生を回想した赤裸々なエッセイ集。
著者の出身地は、今も愛してやまない東北の地・秋田県。4人家族で、1歳下に弟がいる。一家は、市内のはずれに位置するトタン屋根の粗末な借家で、17年余り暮らした。授業料の支払いにも困る貧しい生活の中で、大切な何かがわたしたちには欠けている、と著者は常に感じていた。天真爛漫な母、自分とは対照的に素直で人見知りしない弟、そして暴君の父——母親から離婚を迫られた父親が家を出てゆき、1年半後、著者は高校卒業と同時に就職して上京、新たな一歩を踏み出すと、弟も姉を追って上京し、家族はとうとう散り散りになってしまう。
記憶を辿りながら、真摯で正直、みずみずしい筆致で著者は、あなたにとって「家族とは?」とやさしく問いかける。

森下くるみ(もりした・くるみ)
1980年秋田生まれ。1998年にインディーズレーベル「ソフト・オン・デマンド」からデビュー。2002年に「Dogma」に移籍し、2008年に事実上の引退。現在は執筆活動を主とし、「小説現代」2008年2月号に短編小説「硫化水銀」を発表後、『すべては「裸になる」から始まって』(講談社文庫)、『らふ』(青志社)、『36 書く女×撮る男』(ポンプラボ)を出版。季刊誌『東京荒野』第6号より連載開始予定。

カバーイラストレーション 山本美希
カバーデザイン 岩瀬 聡
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