富国と強兵―地政経済学序説

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東洋経済新報社
ページ:644頁
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エディターレビュー
衰退著しい覇権国アメリカ、混乱する中東、クリミアを強引に奪取するロシア、東シナ海、南シナ海で挑発行為をやめない中国。
パワーバランスが大変動する今、「地政学」という、古めかしく、禍々しいニュアンスすら伴った言葉が現代に蘇ってきている。
一方でこれまでの地政学的思考だけで、世界を分析し、生き抜くことは非常に困難だ。
経済が地政学的環境にどのような影響を与えるのか、またその逆についても考察を及ばさなければならない。そうしなければ国際政治経済のダイナミズムを理解できず、戦略を立案することもできない。そこで、地政学と経済学を総合した「地政経済学」とも呼ぶべき新たな思考様式が必要となる。
本書では、「地政経済学」とは、「富国」と「強兵」、すなわち経済力と政治力・軍事力との間の密接不可分な関係を解明しようとする社会科学であることを示し、地政学なくして経済を理解することはできず、経済なくして地政学を理解することはできないことを明らかにする。
『TPP亡国論』で日米関係のゆがみを鋭い洞察力でえぐり出した著者が、資本主義終焉論と地政学が復活する今と未来を読み解く渾身の書き下ろし大著。
ポスト・グローバル化へ向かう政治、経済、軍事を縦横無尽に読み解く気宇壮大な21世紀の社会科学がここにある!

【主な内容】
緒言

序 章 地政学と経済学
第1章 貨幣と領土
第2章 資本主義の不安定性
第3章 通貨と財政
第4章 領土の政治経済学
第5章 戦争と国家
第6章 資本と強制
第7章 第一次産業革命の地政経済学
第8章 第二次産業革命の地政経済学
第9章 ハルフォード・マッキンダー(1)
第10章 貿易の地政経済学
第11章 ハルフォード・マッキンダー(2)
第12章 戦争の経済的帰結(1)
第13章 制度経済学
第14章 戦争の経済的帰結(2)
第15章 経済成長の地政経済学
第16章 平和の経済的帰結
第17章 東アジアの地政経済学
第18章 領域国家と通商国家
終 章 地政経済学とは何か


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