戦場のコックたち (創元推理文庫)

価格: (税込)
東京創元社
ページ:493頁
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エディターレビュー
生き残ったら、明日は何が食べたい?
1944年、若き合衆国コック兵が遭遇する、戦場の“日常の謎”
『ベルリンは晴れているか』の著者の初長編、直木賞・本屋大賞候補作


1944年6月、ノルマンディー降下作戦が僕らの初陣だった。特技兵(コック)でも銃は持つが、主な武器はナイフとフライパンだ。新兵ティムは、冷静沈着なリーダーのエドら同年代の兵士たちとともに過酷なヨーロッパ戦線を戦い抜く中、たびたび戦場や基地で奇妙な事件に遭遇する。忽然と消え失せた600箱の粉末卵の謎、オランダの民家で起きた夫婦怪死事件、塹壕戦の最中に聞こえる謎の怪音――常に死と隣あわせの状況で、若き兵士たちは気晴らしのため謎解きに興じるが。戦場の「日常の謎」を連作形式で描き、読書人の絶賛を浴びた著者初の長編ミステリ。

【目次】プロローグ
第一章 ノルマンディー降下作戦
第二章 軍隊は胃袋で行進する
第三章 ミソサザイと鷲
第四章 幽霊たち
第五章 戦いの終わり
エピローグ
主要参考文献ほか
解説=杉江松恋
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